doziokan’s blog

息子に「マジメすぎてウザい」と言われるオカンちゃんです。波乱万丈すぎた過去のことと、今の思い、大好きな韓流ドラマのことも書きます。

息子に批判され続ける悲しみ

日々の息子の言葉に、母親としてのプライドはズタズタだ。

 

ここまで、過去の歴史や行動を批判され、

否定されると、存在意義が見つからず、

消えてなくなりたいと、つい思ってしまうこともある。

 

彼の思い描いている仕事は、

まるで実現可能のように聞こえるけど、

決して私の理想ではなく、その先に見えるものも、

私の好みや希望とはかけ離れたものだ。

 

ただ、ここまで生活を落とすと、

お金のありがたみを痛いほど知っているから、

不自由なく暮らせればうれしいし、ありがたい。

まして、老いや病と向き合うであろう年令を迎える直前、

少しでも幸せな時間を過ごせるなら、

これまでの全てが、その日のためだったのかとも思える。

 

息子はすっかり忘れているが、

これまでのどんな日も、家族や息子のために走ったのは私。

 

元旦那は、最終的にはお金を稼ぎ出世したけど、

同居した当初は病弱でやる気もない、ただのお坊ちゃまだった。

 

いつしか裏切り者になり、家を出る時も、

お店を契約したのも、改装にまつわるすべてを決めたのも、

金策に走ったのも、大家さんや不動産屋さんとの交渉も、

当時はまだ旦那だった人との話し合いも、

引越屋さんを決めたのも、離婚のために戦ったのも、

議員さんや弁護士さんや役所の方々に懇願したのも、

やっとのことで家を見つけられてここに来れたのも、

すべてすべて、パニック障害を抱える私がしたこと。。。

 

今になって、何かを言えば「やる気がない」とけなされ、

年令や体力や状況や心情は無視され、

挙句の果てには、「協力しないのに大金は渡せない」と、

数日前までの発言から、ガラッと態度を変えてしまえる。

 

キチンと調べたかもしれないけど、

まだ妄想、想像の段階でしかないのに、

ほんの1ミリも進めていないことは棚に上げて、親だけは非難される。

 

やる気がないのは、私ではなく誰なのか、誰だったのか。

 

この先、彼が言うような成功を手に入れたとしても、

中学時代のイジメも含め、歴史を変えることはできないし、

親をけなすことは自分をけなすこと。

この程度の親の元に生まれる時分だったということ。

 

それが面白くないなら、今後はそうならないように、

自分の行く道や、親とのことを考えて決めたらいい。

 

「お金に不自由したことがない」と、

親が与えたものでぬくぬくと生きてきた息子。

 

でもそれは、親が必死でそうしたからで、

その歴史は、今後の余命より、ずっとずっと長いはずなのに、

それはないことになって、「何をしてくれる?」みたいな言い方。

 

目標は家賃20万(実際に見つかったのは15万円)と聞き、

見つけたマンションの間取りを見て、妄想を楽しんでいたけど、

そんな密かな楽しみも、息子の気まぐれな発言で打ち砕かれる。

 

真剣に決めたはずの設計も、病気による妄想や、

ただの現実逃避や自身の過大評価だとしたら、

親の責任として怒ってばかりもいられず、

気持ちはあっちへこっちへと揺れ動くばかり。。。

 

昔のイジメの傷もあるとはわかってはいるものの、

その後、勉強へと気持ちが向かなかったのも、

過酷な労働はするものの、将来を考えなかったのも、結局は自分自身。

 

今は全ての歴史を親のせいにして、

親を卑下することで優位に立ってるかもしれないけど、

頑張っても成功するとは限らないし、一人でできることには限界がある。

 

互いができることをして、補いながら成長できるように、

若くて体力や能力があるなら、それを生かすのは未来の自分のため。

 

足りないところを私が補ったり手助けすることで、

もっと潤滑に回るなら、お金を稼げなくても使い道はあるはず。

 

人がしてること、自分がして来てないことにも目を向け、

他を敬う気持ちが無かったら、結婚もできないし、

たとえ成功できても、人を雇うってこともできない。

 

今が最低で、自由にお金も使えなくて、

溜ったイライラを私のせいにしてるんだろうけど、

今の結果を招いた一因は自分にもあり、元旦那との関係も然り。

 

息子になり、父と思うこともできなかったのは自分自身で、

慕うことや接触を避けたのも、自分がしてきたこと。

 

今が不幸だと思うなら、今後の幸せのために動けばいい。

 

もう休んでるヒマはないから、一刻も早く動き出して結果を見るべき。

 

少しなりとも結果が出れば、その怒りに満ちた考えも変わるだろうし、

これまでの母子関係だって、決して悪くはなかったはず。

ずっとずっと離れずにいたことが、それを物語っているから、

どうか自暴自棄にならず、人のせいにせず、夢を叶える努力をしてほしい。