doziokan’s blog

息子に「マジメすぎてウザい」と言われるオカンちゃんです。波乱万丈すぎた過去のことと、今の思い、大好きな韓流ドラマのことも書きます。

孤独を思い知る息子との話し合い

2013年7月、決定的な出来事があり、結婚生活が破たんした。

 

もう旦那とは暮らせない。。。

 

見つけたものを手に息子の部屋に入った私は、

母としてのプライドをかなぐり捨て、「ママを助けて」と泣いた。

 

そして、話し合いののち、家を出ることになったものの、

息子の未来を思っての開業は失敗に終わり、

地獄の元我が家に舞い戻り、以前よりもっと地獄の生活。

 

彼の妻としての権利をすべて捨て、離婚に至った。

 

そんなひどすぎる生活の中、息子に対する違和感や、

私への風向きというか、温度差を感じることが度々あって、

死を匂わせるような投げやりな言葉にも、恐怖を感じたり。

 

人生に失敗した私をも、まるで加害者を見るかのような、

得体の知れない冷ややかなものを感じるようになり。。。

 

もちろんそれは、今がどん底だから、

そうなった一端は私にもある、自分以上にあるという怒り。

それもあるんだろうけど、だとしてもあまりにもひどく長い反発に、

体だけは一緒に居るけど、心がつながってない淋しさを感じるようになり、

未来を憂う気持ちから、親としての発言を何度かするものの却下。。。

 

すべては、息子自身のより良き未来のため、そのつもりでも、

受け取る側が拒否すれば、まったく通じることはないわけで、

何でもない会話の中でも、言いしれない目線や空気を感じるようになった。

 

イジメのことを知ったことで、ある意味、原点がそこにあることを知った。

 

分かってもらえなかったという悲しい思いが、息子をそうさせ、

今、私は私で、気付いてやれなかったことを悔い、

心の片隅では、それ以上に、話してもらえなかったことを悲しく思う。

 

あんなにも会話が多く、あんなにも愛してきても、

大きなトラウマが、キレイな歴史さえなかったことにしてしまう。

 

もちろんそれは、『今』のせいもあるとはわかってはいるけど、

息子自身も、「お金がないから」だと説明はするものの、

息子だけはちゃんと愛してきた自負があったから、

それが伝わってなかったことが辛くて、悲しくて。。。

 

いろんな形で心に影響してるんだと知っても、どうすることもできない。

 

いつか、限界が来たら逝ってしまうんじゃないかと、ただ怯えるだけ。。。

 

どんなに苦しかったことも、乗り越えれば思い出に変わるから、

だからこそ、一緒に頑張っていこうって、そんな思いだったのに、

そのスタート地点にすら立ってなくて、ましてその思いすらないかもしれない。

 

確かに、復活に向けて、2年3ヶ月、ある努力は続けていて、

お金を稼ぐための準備は始めたものの、

心を置き去りに何かを始めて、本人が言うように解決できるのか。

 

息子さえ立ち直れれば、私の幸せなんて望まないけど、

息子の未来を明るくするためには、今、何をするべきなのか。

 

私自身が心療内科に通院することで、糸口が見つかるなら、

重い腰を上げて、まずは母から、手本にならなくては。

 

息子が言うように、今さら目標を掲げ、夢を持つこともできないけど、

息子の夢を見守ることなら、私にもできる。

 

そして、その夢が潰えた時には、

別の夢、平凡な道を歩くことも素敵だと、話すこともできる。

 

廃業という挫折を味わい、

人への不信感をますます募らせることになったのも、

根っこには、イジメに遭った悔しさもあるんだと知った。

 

それがコンプレックスではなく、バネやきっかけになるなら、

お店で培ったノウハウも生かせるし、失敗も意味があることに変えられる。

 

それは、息子自身も語っていたから、

全ての日々がムダにならないよう、頑張ってほしい。

 

私は私で、しばらくは心を整える期間。

これまでと同じように、自分と向き合い、分析し、改善する。

 

生活や心が改善すれば、古傷だって痛まなくなる。

 

そうなるように、いたらない母でも、そこには愛があったんだと伝えたい。