待望の『太陽の末裔』に感動
捨てた家に戻ることは、思った以上に心を傷めた。
そんな家で、大好きな韓流ドラマを録画されても、
自分のペースで楽しむなんてこと、できるはずもなかった。
元旦那は、好きなものを好きなだけ録画して、
私が観る様子もないと知るとすぐに消したがって、
いちいち言うのも面倒だからと、すぐに観ることもしなくなった。
韓流ドラマを心の底から楽しむには、
最悪な環境だったから、いつかのその日が来るまで、封印した。
そしてやってきた、いつかのその日は2018年2月27日。
お金もかかるので、かなり悩み、罪の意識もあったけど、
(楽しみくらい持ってもいいよね)と自分に言い聞かせ、
その分、何かを節約する決心もし、慌ててスカパーを契約した。
その日は、大好きなパク・ソジュン主演の花郎(ファラン)初日。
それが、偶然が重なって、始まる寸前に視聴が叶って、
あの家で観られなかったドラマを中心に、録画&ディスクに保存。
自分の人生や思いと重ねる内容のものも多く、
自分がうまく言い表せない感情を、台詞として聞いた時の喜び、
日常のストレスと共に、胸の奥底からの涙を絞り出すほどの感動の嵐。
知れば知るほど、日本のドラマは劣っているなと痛感する。
私は日本人で、これまで、韓国に対して、
良くも悪くも偏った思いはなかったけど、
今は、前世は韓国人だったのかと思えるくらい、
その風景とか、ハングル語の音にも妙に懐かしさを覚える。
冬ソナ時代には見向きもせず、やっと知った韓流作品の奥深さ。
これからも時間が許す限り探索して、良いものを心に吸収したい。
美しく、深く、清らかな愛の物語を求めて。。。