doziokan’s blog

息子に「マジメすぎてウザい」と言われるオカンちゃんです。波乱万丈すぎた過去のことと、今の思い、大好きな韓流ドラマのことも書きます。

元旦那に体を求められる夢

2013年のあの日まで、夫婦関係はあった。

 

あの日の後も、一度だけ関係を持ったけど、

男の体は正直で、まるで死人としてるみたいなのに、

久々のセックスに体だけは感じてしまい、

その自己嫌悪もあって、それを目的に近づくことをやめた。

 

元々、彼への心は持ち合わせてなかったから、

夫婦だからという義務感が失せたら、

その怒りも、夫婦としてセックスしたいという思いも消える。

 

女として満たされないことに、体は悶々としたものの、

彼へは不信感しか残らず、あれから5年、すっかり他人になった。

 

夫婦の縁が切れたのに、足繁く通ってくる彼には、

もう怒りしか残っていなくて、誰と何をしようが気にもならない。

 

あの程度のセックスを求める人がいるなら、

その程度で満足できるというなら、それもかまわない。

 

彼との復活なんて、考えてもいないのに、

たとえ夢であっても、そういう状況になったことが気色悪くて、

もちろん、必死でお断りし、そうはならなかったものの、

そんな思いで通ってるんだとしたら、声を大にお断りしたい。

 

夫婦だった頃の彼のセックスは、溜まれば出すが基本。

 

要するに、オナニーと同じ感覚でしたがるから、

エロビデオが必須で、愛撫どころかキスすらしないこともザラ。

 

私は、自分がイクために腰を振り、

その間、彼は射精を我慢する。それしかないつまらないもの。

 

事前に歯を磨くとか、そういう気遣いもなければ、

相手が何を望んでいるか、嫌がってるかもおかまいなしに、

エロビデオで勃起したそれを、射精に導いてほしいだけ。

 

どこへでもくっついて来て、決して一人にさせないのに、

セックスからは1ミクロンも愛情が伝わって来なくて、

女としての淋しさから、真相を究明するためのケンカが始まった。

 

マイナス1万点と言われてもヘラヘラ笑い、

マグロのように横たわり、自分の快感が全ての男。

 

仕方なしに、重い腰を上げて愛撫をしても、

やっつけ仕事で心は無く、何を欲してるかもわからない。

 

ケンカの時も、その姿勢は同じで、

過去からのいろんな出来事を思い出したり、

話し合ったり、理解し合うことをしようともしない。

 

結局、セックスには気持ちや人間性がそのまま出ていて、

あれこそが彼の全てで、感情のありのまま。

 

何十年もかけてやっと出たのが、

無いものは出ない。ごくごく当然で、当たり前な答えだった。

 

だからといって、その程度のことで別れたりはしない。

 

もっともっと決定的なことが起こり、

その後、真の人間性を知ることとなったからなんだけど、

結婚生活の長きにわたって、いちばん嫌いだったのが、彼とのセックス。

 

とはいえ、当時はまだまだ現役で、性欲も強かったからね。

セックスを諦めるまでには時間もかかったし、

だからといって、新たな相手を見つけるには老いすぎた。

 

もしかしたら、あの出来事が無かったら、

今も一緒に居たかもしれないけど、心は壊れ、体もボロボロ。

今のような穏やかな日常は送れてなかったんだろうな。。。

 

だからこそ、白髪は黒髪に蘇り、不眠症も治り、パニックも改善された。

 

そんなこんな、いろんな感情を呼び起こされてしまったのは、

夢とはいえ、体を求められ、拒絶し、恐怖を感じてしまったから。

 

求められたことよりも、相手の怒りを感じたことが怖くて、

それは、リアルな今の感情でもあるので、大いに動揺してしまった。

 

差し入れを断れないのも、逆ギレを恐れてるからだし、

彼の恐ろしさは、私たち親子にしかわからない。

 

順風満帆な今はいいとしても、何かが起これば怒りの矛先は私たち。

そんなことにならないように、心も体も『他へ向いて』と願うのみ。